ブセファランドラsp.ナンガ・タマン

ブセファランドラ
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特徴

ブセファランドラの中では大きい部類に入ると思います。
葉はライトグリーンの丸葉でラメ感はあまり無いですが、青い光沢が葉の表面に乗ります。
育成難度は他のブセが溶けた環境でも生き残っていたので、ブセの中では屈指のタフネスを誇るのではないかと思います。
茎も葉も大きめなので体力があるのでしょうか?見てると安心感があります。
育成記録に体験談を書いたので是非見てみてください。
便物に拘らなければ入手も容易なので、初心者におすすめです。

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由来

季子氏がTB便で輸入されたのが最初の様です。
2009年頃に「Bucephalandra sp.”南Sekadau2″」としてリリースされたようですが、2012年03月04日に「Bucephalandra sp.”Nanga taman”Kab.Sekadau」に変更になっています。
名称変更の理由は南Sekadauとしてリリースされた種類が1と2で分かれていましたが、より詳しい地名を付けることで分かりやすくした様です。
1が”Nanga mahap”Kab.Sekadau(ナンガ・マハップ)、2が”Nanga taman”Kab.Sekadau(ナンガ・タマン)です。
どちらも南スカダウ地方より詳細な地名となっています。
季子氏がブログで記事にしているので詳しく知りたい人は確認してみてください。

南スカダウ地方の現地の様子
https://teamborneo.at.webry.info/201006/article_1.html
https://teamborneo.at.webry.info/201006/article_5.html

名称変更のお知らせ
https://teamborneo.at.webry.info/201203/article_3.html

育成記録

チャームさんで購入しました。
説明文にはTB便のブセファランドラです!と書いてあります。
2021年頃に購入し、水中葉でとても大きくて状態が良い株が来ました。
当時その大きさと、葉の光沢に驚いた記憶があります。

導入から半年後位に水槽のほとんどのブセが溶けるという事態になりましたが、その過酷な環境も生き残り、約1年半ちょっとで3株にまで増やすことも出来ました。

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しかし、育てていくうちに以前の太かった茎が徐々に細くなり、葉もそれに従い小さくなってしまいました。
先端の方は茎が赤みを帯びていますが、成長すると緑色になっています。
赤軸を維持出来るかどうかは分かりません。

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左にコケで汚くなってしまった大きな葉っぱが見えますが、それが最初に届いた頃の名残です。
他の新しい葉っぱより明らかにサイズが違います。
葉っぱが小さくなってしまった原因は、栄養が足りていないのでしょうか。
液体肥料は少し多めに添加していますが、石に固定して砂の上に置いているので、栄養不足はありそうです。
またライトが良く当たる場所に置いていますが、当初より青の光沢が少なくなってしまった気がします。
ソイルの上で日当たりに気を付けて管理をしたらこれらがどうなるかやってみたいと思います。

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